GMFCS E&Rに関する国家試験対策
・GMFCS関係は、レベルを答えさせる簡単なものから、やや複合的に考える必要がある実地問題まで、幅広く出題される可能性がありますよね。
👆まずはここで使用方法を含め、簡単に復習してみてください👆
GMFCSの大事なところ!
①子どもたちが自分から開始した動作(特に坐位、移乗、移動を重視)をもとに開発・作成。
②現在の粗大運動能力(坐位、移乗、移動等)に基づいて分類する。
③最も良い状態でできることではなく、「普段どんなふうに過ごしているか」「普段どんなことができているか」を重視する。
④動作の質や回復への見込み(予後への見込み)に関する判定を含めない。
⑤2007年に拡張・改訂(E&R)、5つ目の年齢領域である「12歳~18歳」が追加。
5つのレベルと5つの年齢領域
・レベルは、①機能的な制限、②手にもつ移動器具(歩行器、クラッチ、杖)、③車輪のついた移動器具の必要性によって判断する。
・レベル1と2の区別は他のレベル間に比べ、はっきりしたものではない。(特に2歳未満)
・ICFの概念を重視する。
・「6~12歳」、「12~18歳」の領域からは、環境因子や個人因子が移動手段に与える潜在的な影響を反映させる。
+αの知識…GMFCS(0~2歳未満)
・早産児(37週未満)の場合、修正月齢*で判定。
・2歳未満で実施した場合、2歳以降に再評定が望ましい。
・特に1歳未満では判定が不確実になる場合あり。
・「0~2歳未満」では、頭部コントロール、介助あり・なしの坐位、はいはい、つかまり立ち、独歩等の可否で判定。
出産予定日より、2ヵ月早く生まれた早産児が、生後5ヵ月になったとき…、修正月齢で考えると、2ヵ月さかのぼり修正3ヵ月となる。
本来生後5ヶ月であれば、寝返りをし始めている子どもが多いが、この早産児の場合、修正月齢で考えれば、生後(修正)3ヶ月と考えられるので、まだ寝返りをしていなくても問題ないということ。
大事なことは表で覚えよう!
2歳未満は意外と勉強されていない方が多いので、まとめてみました。
残りわずかですが頑張ってください!