DENVERⅡ(デンバー発達判定法)の使用方法

適応年齢と所要時間

対象年齢:0歳〜6歳 (生後1ヶ月~6歳までの項目)

所要時間:短時間で可能

*改訂版デンバー(JDDST-R)では、「0歳(生後16日)~6歳」とされています。

必要な道具(判定用具)

①赤い毛糸の玉

②テニスボール

③レーズン

④鉛筆

⑤細い柄のついたガラガラ

⑥小さいプラスチック製の人形

⑦2.5cm立法の色のついた積み木10個

⑧持ち手のついたカップ

⑨白い紙(A4版)

⑩口径1.5cmの縁のある小さな透明なガラス瓶

⑪小さなベル

 

 
レーズン嫌いな赤ちゃんは…?
 
代わりに、丸いシリアルやボーロなどでも良いよ。

使用方法

・予備判定票の実施

①DENVERⅡの実施前に、「予備判定票」を実施する場合があります。

*予備判定票:子どもの現在の発達状態に関する質問票であり、保護者が記入するものです。

0~15分程度で、記入から判定まで完了できます。

*予備判定票には全部で1~89まで判定項目があり、項目1~25が<0~9ヶ月用>、項目26~54が<9~24ヶ月用>、項目55~74が<2~4歳用>、項目75~89が<4~6歳用>の4種類となっています。

②対象の子どもの年齢に応じて保護者に記入してもらいますが、場合によっては2種類を記入してもらうこともあります。

③記入者には、判定票の番号順に記入していってもらい、「いいえ」が3つ以上続いた場合は、それより先の項目を記入しないようしてもらいます。

④判定者は、「いいえ」がついている項目について、90%値で遅れがある場合は年月齢」を○で囲み「遅れ」と、75%値で遅れがある場合は同様に○をつけ「要注意」と朱書しておきます。


・DENVERⅡ自体の使用方法

①対象の子どもの氏名、出生年月日、判定日などの情報を記録票に記入します。

(判定日-出生年月日)で、暦年月齢(後述の“年月齢線”になる)を調べます。

 
1ヶ月=30日、1年=12か月と換算するよ。

“年月齢線”を記録用紙の上から下まで引き、線の上部に判定日を書いておきます。

④項目は一般的に子どもの関与が少なく、楽にできる課題から行います。

 

 

判定者と保護者が話しているとき(報告のみで判定可能な項目について話しているときなど)の、子どもの様子から判定してもよいよ。

⑤観察項目の順番としては、子どもの年月齢線より完全に左側にある項目を各領域で判定します。

⑥その後、右側の項目へと続けていくことで、最初は「楽にできやすい課題」から行うことができます。

*「報告のみで判定可能かどうか」は、項目の標準枠に“R”が表記されるかどうかで見分けられます。

 

 
例えば、この図の青色のところに重なって”年月齢線”が引かれていた場合、対象の子どもと同年齢域にある75%~90%の子どもが獲得している項目であると判断できます。

判定方法

総合的な判定結果

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